昨日は
TOUCHのFA学習会(お父さんたちの学習会)の2月定例会でした。
先月の定例会で「感覚的に苦手なものがあるけど、これは我慢させれば慣れていくのか」という話が出ましたので、今月は「独特な認知と感覚」ということで、自分の子どもの感覚の問題や高機能自閉症の方の手記などから分かる認知や感覚の問題ということを、みんなで話し合いました。
その話の中で、自分のことや知り合いのことで感覚の敏感さについての例がいくつか出ました。
例1)化学繊維の服が着れない−ちくちくした感じ、皮膚に引っかかる感じがする
例2)炊き立てのご飯でないと食べられない−保温したご飯のにおいが耐えられない
例3)服のデザインや縫製の具合で、体にあった服以外は着れない−せっかく買ったからもったいないと着ていると1日が終わるころには体ががちがちに硬くなっている
例4)40才近くになるまでウールアレルギーだと気づかずに我慢して着ていた
などなど。これらはすべていわゆる定型発達の人の話です。
これらの感覚の過敏さを抱えている人は、自分で何とか折り合いを付けて生活をしていっているのですよね。過敏さを抱えているから、その刺激は避けとこうということが自分でできるわけです。
しかし、自分の感覚が自分ではっきりと定位できない、何が不快な刺激になっているのか分からない状態の人ではどうでしょうか。自分で避けることができず、なにか不快な状態になってしまっているのではないでしょうか。よくあるのが、不快な状況の因果関係がうまく理解できないために、その状況を避けようとしたり、避けるためにまったく効果的でない行動をとってしまったり。
あってはいけないのに、よくあるのが、本人は感覚の過敏さゆえに苦しんでいるのに、周囲の人が無理に我慢させてしまったりすることも。
感覚の問題については、本人でもよく分からないこともあると思います。周囲の人が想像力を働かせて、よく気づいてあげることが必要でしょう。
自閉症の人の感覚と認知の問題について、自閉症の当事者たちが語り合っている
自閉っ子、こういう風にできてます!
という本が分かりやすく、目からうろこです。
このよう高機能自閉症の方の手記は読むとよいですね。いろいろ気づかされます。